大井町小規模特認校
2024年11月の記事一覧
6年・算数「比例についてくわしく調べよう」(11月13日)
現在6年生の算数では、比例について学習しています。比例についてはすでに5年生のときから学習をしていますが、6年生では、さらに発展的に比例について学びます。
今回の学習では、子供たちの目の前に500枚のコピー用紙を用意し、「この500枚の紙から、数えずに300枚用意してください」とだけ伝えました。その瞬間、頭の上に「?」が見えるのではなかいかと思うほどに、子供たちは疑問の表情をしました。「比例の学習なのになぜ紙を数えるの?」「そもそも数えずに用意するのは無理なのでは?」という声が聞こえてくるようでした。
そこで、少し条件を加え、①枚数は10枚までなら数えてOK、②重さや厚さをはかってもOK、と子供たちに伝えました。この瞬間子供たちはピンときたのか、「そういうことか」とつぶやき、それぞれ答えを求めるために考え始めました。ある子は教室にあったはかりを使い、500枚の重さを求めようとし、またある子は、定規を使って500枚の厚さをはかろうとしていました。
今回の学習では、比例のきまりである、「2つの数量の片方が2倍、3倍…となったとき、もう片方も2倍、3倍となる」という考えを活用し、生活における様々な問題を解決することが目的でした。今回の紙の枚数の問題では、例えば500枚の紙の重さを求め、それを5で割ることで100枚分の紙の重さが求められます。求めたいのは300枚なので、その100枚分の重さを3倍にしたときの重さの分だけ、紙をはかりに置けば、それが300枚であるということが分かります。子供たちはいち早く紙の重さと枚数の比例の関係に気付き、答えを求めようとしていました。最終的に求めた枚数を数えてみた結果は「299枚」と、惜しくも1枚違いでしたが、とてもよく考えていました。
算数の学習では、正答を求めることももちろん大切なことですか、何より「習ったことを日常生活に生かせるようにすること」が大切です。今回の学習で子供たちは、これまでに学んだ知識を実生活に近い形で生かそうと努力していました。普段から生活の中で、「これはあのとき学習した考え方が使えるかもしれない」という視点をもつと、さらに学習の仕方も変わります。学んだことを授業の中だけで終わりにせず、ぜひ様々な場所で生かしていってほしいと感じました。(KN)
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