6年・理科「電気と私たちの生活」(2月5日)

 「電気はどのようにしてできるの?」

 今回の理科の学習は、そんな疑問からスタートしました。現在6年生は、「電気と私たちの生活」という学習をしています。この学習では、私たちの生活になくてはならない「電気」が、「どこから」「どのように」作られて、「どうやって」使われているのかや、電気を生み出すときに使われる道具の特徴について調べていきます。私たちは普段から当たり前のように電気を使う生活をしていますが、その仕組みについて考える機会は意外と限られています。子供たちと、そんな電気の謎を、授業を通して解明することが今回の学習の目的です。

 さて、先日の学習では、「光電池(ソーラーパネル)」を使った実験を行いました。太陽の光、人工的な光などを光電池を通して電気エネルギーに換え、検流計とつないでその電流の強さを調べるというものです。子供たちは光電池を片手に校内を歩き回り、「より強い電流を発生させられる場所はどこか」を探しました。

 子供たちが真っ先に向かったのは、ベランダです。まずは、太陽の光でどれほどの電流の強さになるのかを調べていました。「0.4Aだって!」と早速電流の強さを記録していきます。しかし、ここで子供たちが次々と面白い発見をします。

 「待って!光電池の角度を変えると電流の強さも変わる!」

 「あと窓越しか直接光を当てるかでも0.1Aの差がある!」

 「あれ?こっちのグループとあっちのグループで検流計の針の向きが逆だ」

 「上の階に行ったら太陽に近づくからもっと電流が強くなるかも!屋上に行こう!」

 たった一つの事柄からこれほどのことに気付き、疑問を抱き、次へと行動に移すことができる6年生に脱帽しました。素晴らしい観察力と行動力だと感じました。

 その後も次々と新しい発見が出てきました。「階を変えても電流の強さは変わらない」「人工の光より、太陽光のほうが電流の強さが大きい」「光電池と検流計のつなぎ方を変えると、電流の流れる向きも変わる」など、様々なことに気付いていました。

 子供たちは常に探求心をもっている存在です。そんな彼らが抱く「なぜ?」「どうして?」は、何よりも学びを充実させるスパイスとなります。これからも子供たちが様々な「なぜ?」「どうして?」に出会える機会をつくることができるように努めていきたいと思います。(KN)