6年・道徳「あなたは、どう考える?」(10月3日)

 昨日、道徳の学習を行いました。テーマは「公正・公平」です。テーマについて考えるにあたって、子供たちはあるニュースについての報道動画を観ました。それは、新型コロナウイルスの蔓延によって引き起こされ、社会的にも問題となった「コロナ差別」について報道しているニュースです。そこでは、新型コロナウイルスに感染したことで、本人や家族が心無い言葉を浴びせられたり、嘘やデマをSNSに勝手に書き込まれたり、さらには自宅の壁が落書きされる、窓に石を投げられるなどのひどい差別行為が過去に起こっていたことが報道されていました。

 その報道を観て感じたことを子供たちに聞くと、真っ先に「許せない」「信じられない」などの感想が出てきました。そのような悲しいことが社会的に起こっていたことに、少なからずショックを受けていたようでした。

 では、なぜそのような差別が起きてしまったのでしょう?それを問いとし、子供たちと一緒に考えました。「自分が正しいと思い込んでしまって、相手のことを考えられていない」「したくて感染したわけではないのに、感染しただけで悪いと言われるのはおかしい。もし自分も感染したら同じことが言えるのかな?」「自分と違うところを〝間違い″と決めつけてしまっているのがよくない」など、差別の裏側には「思い込み」「決めつけ」「相手の気持ちや立場を考えていない」などが原因としてあることに気付き、互いの考えを伝え合っていました。

 どんな人にも自分と異なる部分があり、それは元々の外見や性格、考え方など様々です。今回取り上げられた感染症などの病気もその1つだと思います。そんな一人一人違うところを認め合い、思い合っていくためには、どうすればよいのでしょうか。「自分とは違うから間違っている」「少数派はおかしい」「少し変わってるから気に入らない」ではなく、「自分と違うよさが相手にある」「色々な考え方がある」「相手のことをもっとよく知ろう」と考えるだけで、見方が変わってくるのではないでしょうか。そして、差別や偏見なく、誰もが認め合えるのではないでしょうか。

 6年生の学級目標「6STARs」の「T」は「T : 多様性を大切に」です。子供たちはこの目標を日々意識し、互いの違いを認め合い、その違いを楽しもうとする様子が見られます。今回の学びが、これからの「6STARs」のさらなる成長につながっていくと感じました。(KN)