大井町小規模特認校
3年国語「ちいちゃんのかげおくり」~劇化から見えてくるもの②~(10月7日)
「ちいちゃんのかげおくり」の第四場面は、ちいちゃんの小さな命が消えてしまう場面です。子どもたちは、ちいちゃんが死んでしまったことは理解しているようでした。しかし、子どもたちから「ちいちゃんが目が覚めた時、なぜ、暑いような寒いような感じがしたの?」「空の上からお父さんたちの声がふってきた時、ちいちゃんは生きていたの?」「ちいちゃんの体がすうっと透き通るってどんな感じ?」などの問いが出ました。
私は「子どもたちがとらえている『死』は、瞬間的なものなのではないか」と感じました。子どもたちがよく目にするテレビやゲームの『死』は、相手の敵が攻撃を受けて、すぐに倒されてしまうような瞬間的なものです。子どもたちにとって、日常で『死』を感じることのできる機会は、少ないように思います。
授業では、登場人物の役割を決めて劇化することで、その時の場面の様子や登場人物の気持ちをより深く想像することができると考えました。床で寝ているのは、防空壕の中にいるちいちゃん役、椅子に上がっているのは、お父さんやお母さん、お兄ちゃん役です。ちいちゃん役の子がふらふらしながら立ったり、お父さんやお母さんの声が重なったりする様子も、叙述に沿って丁寧に表現しました。
ちいちゃん役のKさんは家族の声が聞こえた時、「お父ちゃん!お母ちゃん!」と叫び、そして、椅子にゆっくり上がりました。セリフと動きを組み合わせて、見る人をうならせる迫真の演技でした。「ちいちゃんは家族のみんなにやっと会えたという気持ちだったんだね」「すうっと透き通ったのはちいちゃんの魂かな」「空から声がしたのは、お父さんたちは天国にいたんだね」と自然と登場人物の気持ちに迫る言葉が次々と出てきました。
このように、劇化することで、作者の表現した言葉一つひとつを丁寧に感じ取ることができたと同時に、物語文の学習に楽しく取り組むことができました。(DI)
風水害時の引き渡し方はこちら ⇩
緊急時対応マニュアルはこちら ⇩
大井町ホームページ
大井町図書館
ホームページ
携帯電話やスマートフォンからもアクセスできます。
情報モラルに関する新聞「お助けネット通信」をWeb上でご覧いただけます。
子供たちがインターネットを安全に活用するためには、保護者の方々が情報モラルに関する知識をもっておくことが大切です。是非ご覧いただき、ご家族で情報モラルについて話し合ってみてください。