大井町小規模特認校
2024年9月の記事一覧
3年国語「ちいちゃんのかげおくり」~劇化から見えてくるもの~(9月27日)
「ちいちゃんのかげおくり」第1場面では、お父さんが戦争に行く前に、家族みんなでかけおくりをするというシーンがあります。この場面は家族の平和の象徴として描かれる重要な場面です。
登場人物の気持ちを考えるために、子どもたちは役割演技をして読みました。お父さんはYさん、お母さん役はHさんと、自分のやりたい役を選びました。「さて、どの順番で並べばいい?」「お父さんとお母さんが両端だね。」など、自然と考えることが手できます。
また「手をつないだ、と書いてあるけど、何で手をつないだのかな。」「記念写真ってどういう意味?」など、子どもたちは問いを広げていきました。この場面には、子どもたちに考えさせたいテーマがたくさんありました。
劇化すると、登場人物の心の動きがよく分かります。劇の中で、最後、みんなで空を見上げた時、Aさんは自然と空を指差しました。これには驚きました。Aさんは登場人物のお兄ちゃんになりきって、自然と空を指さす動きができたのです。
このように、いろいろな手立てを工夫し、登場人物の気持ちを深く考えられように指導していきたいと思います。(DI)
3年理科「昆虫を育てよう~コオロギ編~」(9月27日)
私の恩師のM先生(元相和小)から、フタホシコオロギとイエコオロギを水槽に20匹ほどいただきました。「教室に置けば、子どもたちは見てくれるかな。」と思いながら、朝、登校する前、教室の白テーブルの上に置いておきました。
すると、子どもたちは、水を飲んでいるコオロギをじっと見つめていました。「えさはやらなくていいの?」早速、えさの心配をします。餌はきゅうりなどでもよいのですが、すぐに腐ってしまうため、金魚のえさをあげると、とてもよく食べます。
この単元で私が大事にしていることは、子どもたちが昆虫を自分の力で育てる経験をすることです。昆虫をある程度の期間、飼ってみることで、虫のことをさらに詳しく理解できると考えています。飼う昆虫として私が薦めたいのはコオロギです。ちゃんと飼えば、12月ぐらいまでは生きられます。(越冬するのは難しいです。)
飼い始めて、教室にコオロギの鳴いている声が聞こえます。「鳴く時は羽を動かしているね。」「鳴いているのはオスかな。」子どもたちは自然とコオロギに関心をもちました。コオロギにもいろいろな鳴き方があって、交尾をする時のオスの鳴き方はまた違った音を鳴らします。
虫をさわるのが苦手な子どもたちにも、飼うことを通して、コオロギの鳴く音、雄雌の違い、えさのことなど、たくさんのことを学び、虫を少しでも好きになってもらいたいと思います。(DI)
秋の交通安全運動(9月27日)
9月21日(土)から9月30日(月)まで、秋の交通安全運動が実施されています。この関係で学校の正門付近にものぼり旗や横断幕がかかげられています。 9月25日(水)は重点日ということで、様々な方が街頭指導に関わってくださっていました。ありがたいことです。
子供たち自身が、安全に気を配り事故にあわないように行動するために、学校でも指導を続けていきたいと思います。
3,4年体育「遠くにジャンプ! 走り幅跳び」(9月26日)
走り幅跳びでは、自分の決めた踏み切り足で力強く踏み切ります。そして、振り上げ足の膝を高く上げ、遠くへ跳ぶ姿勢や動きを練習します。
まず、子どもたちは足踏みしながら3歩で「タン・タ・ターン」と、足を上げる練習をしました。踏み切る前の1歩を短くすることで、最後の踏み切りを強くするねらいがあります。これができるようになると、両腕を足の動きと合わせて跳ぶ練習をします。
次は5歩助走です。少しスピードを付けて跳びます。、授業の中で、元走り幅跳び選手の瀬谷先生に実演指導をしていただきました。子供たちは「すごい」「跳び方がきれい」など、素晴らしいお手本を目にすることができました。
最後に、助走をもっと長くして、自分が決めたスタート位置から跳びました。「始めはうまく跳べなかったけど、跳ぶ目標の位置を決めると遠くへ跳べるようになった。」など、自分の記録を少しでも伸ばそうとする意欲的な姿がみられました。(DI)
6年生「思いを文字に」(9月26日)
6年生では、昨年度から毎週金曜日に宿題として作文に取り組んでいます。子供たちは、日頃の授業の中で自分の考えをノートやプリントなどに書いて表す活動を行っています。しかし、「話すことはできるけど、書くとなるとどうやって書いたらいいかわからない」「書いているうちに何を言いたかったかわからなくなる」「伝えたい表現の仕方が思いつかない」など、書くことに対して苦手意識をもっている子も見受けられます。
そこで、定期的に文章を書く活動に取り組むことで、①テーマや条件に合った文章を書く力を身に付ける、②「主語」「述語」の関係や正しく助詞を使う力を身に付ける、③自分の考えを読み手に伝わるように表現する力を身に付ける、ということを目指しているところです。
そして何より大切にしているのは、「自分の思いや考えを文章化することで、自分自身を見つめる」ということです。毎週の作文では、行事やイベントに向けた意気込みや、行事やイベントが終わった後の振り返りを主なテーマとしています。そうすることで、子供たちは必然的に「リーダーとしてどのような気持ち、姿勢で臨むのか」「リーダーとして何ができて、何が今後の課題となったのか」ということについて考えることにつながります。
直近では、先週行われた「学び合いタイム」についての振り返りを作文に書きました。一部抜粋して紹介します。
「学び合いタイムでは、周りのみんなが分からないことがあったら聞いていたし、分かる人が教えてあげていたのでよかったです。次は、ちがうメンバーと一緒に学び合ったり教えたりしたいです」
「学び合いタイムで、低学年に教えてあげたら、話し合いながら勉強することができた。いつもは同じ学年でやっているけど、他の学年とやるといつもとちがう話し合いになってよかった。また、教えているときも、友だちに教えてもらいながら自分の復習もすることができた」
今回の取組を通してどんな学びや発見があったのか、リーダーとしてどんなことができたのかを表現していました。今後は卒業文集を書くことになります。ぜび、自分の思いの丈を文章で表現することのよさを感じてもらえたらと思います。(KN)
3年図工・「ビー玉コロコロ」(9月26日)
3年生では金づちを使って、釘を打つ練習をします。
まず、子どもたちには、金づちの特徴や釘の打ち方、抜き方を伝えました。難しいのは「打ち始め」です。釘がしっかり板に収まるように、力の加減をしながら打ちます。打ち始めで、釘が斜めになったり、外れたりなど、苦労しました。
また、長さ2㎝の釘を8㎜程だけ板に打ち付け、釘の高さをそろえる必要があります。これも高さを確かめながら釘を打ち過ぎないように気をつけなければいけません。
子どもたちは、釘を打ちながら、少しずつ慣れていきました。すると、子どもたちから「ゴムで発射台をつくろう」「ビー玉が釘の中に入ったら▢点だ」など、それぞれの工夫やアイディアを伝え合う姿が見られました。
最後に、「みんなでつなげて転がしてみよう。」と段差をつけて転がす遊びをして盛り上がり、とても楽しいビー玉コロコロが完成しました。(DI)
全校「避難訓練(地震)~自分の命を守る~」(9月26日)
先週の金曜日に全校の避難訓練()を実施しました。子どもたちは予告せずに、自分で考えて行動できるかを試す学習でした。中休みが始まりまもなく、訓練の合図の放送が流れました。「訓練、訓練、地震です・・・。」
子どもたちは、音楽室や図工室で授業を受け終わった後だったり、教室を移動するため、階段や廊下を歩いている途中のようでした。
それでも、放送の内容をしっかり聞き取り、自分の命を守る行動を落ち着いてとることができました。
子どもたちには、日頃から防災意識を高めるために、どういう行動や場所が安全かを考える意識を育てていきたいと思います。(DI)
「暑さ寒さも彼岸まで」だとよいのですが…(9月26日)
先週まで暑い日が続いていました。登校ボランティアの方と「彼岸花がまだあまり咲いていないですね」と話をしていましたが、9月23日(月)や9月24日(火)は気温が下がり過ごしやすい日となりました。この気温の変化を敏感に感じたのか、あまり目立たなかった彼岸花が一気に目立つようになりました。
虫の鳴き声も聞こえてきて、秋らしさを感じる今日このごろです。
2年生 ピンクシャツデー(9月26日)
相和小学校では、「いじめを許さない」という思いから、毎月最終水曜日をピンクシャツデーとし、ピンクのものを身につけて、全校でいじめについて考えています。そして、毎月担当学年がその月のピンクシャツデーをどのように取り組むかを考えます。
今月は2年生が担当です。2年生は、「ふわふわ言葉でいっぱいにしたいな」という思いがありました。そして、まずは朝の挨拶をしようということで、校門のところに立ち、元気よく挨拶をしました。そのとき、洋服にも付けられるようにピンクの折り紙で折ったものを用意しました。2年生がいじめについて考え、取り組んだピンクシャツデー。相和小学校がふわふわ言葉でいっぱいになることを願います。(IS)
3年社会「農家の仕事」見学に行ってきました(9月25日)
3年生の社会科の学習で、赤田の農家へ見学に行きました。給食で食べている「大井町産」の食材を提供しているNさんです。
Nさんの所では今の時期はサツマイモの収穫の時期であるということで、サツマイモの収穫の様子や、サツマイモを洗う機械で実際に洗う様子、農業で使う機械などを見学させていただきました。
子供たちからは自然と「すごーい」「おー」という声が聞こえてきました。
Nさんの話の中で、いつも農業の勉強をしていて新しい情報を入れるようにしていること。知識だけでなく実際に行動してみることで本当の学びになるというお話が一番心に残りました。
消費者のニーズを考えて、種類やサツマイモの味、大きさなどを工夫していられるとのことで、消費者の喜びの声が励みになるとおっしゃっていました。
こうして実際に目で見て学べることは本当に幸せなことだと感じました。(YS)
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子供たちがインターネットを安全に活用するためには、保護者の方々が情報モラルに関する知識をもっておくことが大切です。是非ご覧いただき、ご家族で情報モラルについて話し合ってみてください。