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2024年7月の記事一覧

放課後教室「楽しく、自分らしく絵をかこう」(7月30日)

 学びおおいサポート事業の一環で、絵画教室が開かれました。画用紙に柔らかくした牛乳パックをちぎって貼ります。紙の表面がざらざらしているので、和紙のような感覚でした。貼った紙の上に水彩絵の具をにじませて仕上げていきます。

 子供たちは夢中になって、ちぎった紙で形を作ったり、色を混ぜたりしました。「濃い色の上に薄い色をのせるときれいだね。」先生は子供たちの素敵な作品をたくさん褒めてくださいました。

 3年のHさんは糸と紙を組み合わせて素敵な作品を作りました。Sさんはちぎった紙を富士山の形に見立てて、描くことを楽しんでいました。

 夏休みにみんなで一緒に絵を楽しく描くことができ、よい活動となりました。(DI)

3年「ヒマワリ・ホウセンカの観察」(7月30日)

 毎日暑い日が続いています。3年生が育てているヒマワリとホウセンカもきれいな花が咲きました。ヒマワリは2mをこえる高さまで生長したものもあります。ヒマワリの大きな葉や太い茎にはびっくりさせられます。

 ヒマワリの中央は真ん中から盛り上がり色が変化していました。少し中をつまんでみると、2枚目の写真のように、管状花(かんじょうか)といわれるおしべとめしべがついた一つの花があります。外側の花びらが開いた後、この小さな花びらが外側から順に咲くため、色が変わって見えるのです。子房の部分はまだ白く、これはやがて種に生長します。

 ホウセンカの花びらは茎の傍に集まって咲いていました。花びらをつまんで数えると、1つの花に5枚ずつありました。ピンクや白など、色がとてもきれいでした。

 夏休みに学校へ来た時、ぜひ、花びらや種の様子を手にとって、観察してみてください。(DI)

オリンピック(7月29日)

連日暑い日が続いていますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。

オリンピックが始まり、選手たちの頑張っている姿を見て、いつも感動しています。少々寝不足ですが・・・

開会式では、世界にはこんなにもたくさんの国があるのかと驚きました。知らない国、国旗がたくさんありました。世界地図で少し調べてみました。皆さんはどのくらい分かりましたか?

よく知られている国の国旗を揚げてみました。これらの国旗はどこの国でしょうか。そして、どこにあるのでしょうか。オリンピックをを見ながら、世界の国々を調べてみるのも楽しいですね。(IS)

 

かかし、完成!(7月26日)

 5年生が作っていたかかしが、夏休みに入る直前に完成しました。

 今、かかしは2体、5年生の教室にいます。誰も登校しない教室の留守を、2体で守ってくれています。みなさんは、どちらのかかしがお好きでしょうか。1体はつぶらな瞳がチャーミングで、もう1体は夏の暑さにも負けず、麦わら帽子をかぶって、CDを肩からさげ、鳥よけする気満々の様子です。

 家庭科の授業で行う針と糸の学習は夏休み明けになりますが、すでに縫物をしたことがある子が、かかしの目や口、頬を上手に縫っていました。糸の玉止めの仕方を、この時のために自主的に学んだ子もいました。

 家でかかしの部品を作ってきた子や、いつもよりも早く学校に来てかかし作りに取り組んでいた子、布や洋服を持ってきた子など、みんなの力を合わせて、完成したかかしです。

 2体とも、身長は150cmくらいあります。床に寝かせておくと、教室に訪れた人に、本当に人が寝そべっているのかとびっくりされることがよくありました。無事に夏休み前にかかしを完成させられてよかったです。(SM)

”普段できないこと”にチャレンジ(7月25日)

 連日厳しい暑さが続いていますが、いかがお過ごしでしょうか。

 数日前の話になりますが、7月19日(金)の夏休み前日、6年生は互いを楽しませるための会「6STARsフェス」を行いました。内容は昨年度と同様、「サバゲー(体育館内を自由に動き回れるドッジボール)」と「水鉄砲遊び」です。子供たちは、リーダーとなってからの学校生活の中で、「自分が楽しむ」から、「相手を楽しませる」ことに喜びを感じ、これまでの休み時間の遊びの中でも、そのような様子が見られる場面がいくつもありました。今回の「6STARsフェス」でも、自分たちが楽しみつつ、互いが笑顔になれるよう意識して遊ぶ様子が見られました。

 さて、夏休みに入る直前、子供たちには「普段できないことにたくさんチャレンジしてください」という話をしました。学校にいる時間よりも、少し自由な時間がある夏休みだからこそ、できることがたくさんあると思います。自分の好きなことに打ち込んだり、やったことのないことに取り組んでみたり、毎日継続して何かに取り組んでみたりと、それぞれの取り組み方はあると思います。それらの経験は、必ず今後の子供たちの糧となり、夏休み明けの学校生活でも生かされていくことと思います。子供たち一人一人が「やってみたい!」という好奇心を大切に、この夏休みを過ごしてほしいと思います。そして8月27日(火)に、一回りたくましくなった子供たちに会えるのを楽しみにしています。(KN)

我逢人(がほうじん)(7月24日)

みなさん、夏休みが始まり数日たちましたが、いかがお過ごしでしょうか。

相和小学校では本日、業者の方によるトイレ清掃がありました。少しお話をうかがうと、日頃の掃除では落としきれない頑固な汚れを落とすことが業者の方の仕事、とのことでした。「この学校のトイレは本当にきれいですね。日頃の掃除が行き届いています。」とおっしゃっていただき、ちょっと嬉しくなりました。

まず、プロの掃除の様子を見ていると道具が違いました。そして短い時間であっという間に掃除をしてしまう手際のよさも違いました。

私は、禅語「我逢人(がほうじん)」という言葉を思い出しました。この言葉は本物(人、環境、物、体験、経験)など)に出会うという意味です。

掃除を仕事としているプロのお話をちょっと聞いて仕事の様子を見ているだけで、刺激をもらうことができます。

夏休みはまだ始まったばかり。相和っ子のみなさんには、いつもより自由な時間が少し多いこの時に様々な体験をして、様々な「本物」に出会い、触れて、刺激を受けてもらいたいと思います。本物から学ぶことは宝物になります。

今日は素敵な学びがありました。(YS)

 

 

リフレーミング

 写真は7月の保健室前の掲示物です。

 「リフレーミング」とは、とらえ方を変えることで考え方を変えてみることです。行き詰まったときや自分のことが嫌になって落ち込んでしまうとき、他の人を理解したいときに役立ちます。

 一昨年、学校保健委員会では「多様性」をテーマにしました。サブテーマは、「みんなちがって、みんないい」です。

 人間関係はうまくいくこともありますが、うまくいかないこともたくさんあります。子供たちには、たくさん経験してたくさん学んでほしいです。それが大人になったときにも生かされるからです。教員も子供の側にいる一人の大人として、いろいろな経験を、一緒に考えていきたいです。

 今日は校内研修で「子どもの人権」について学びました。令和5年から施行された「子ども基本法」では、より子どもを主体にする考え方になっているようです。教員全体で共有したことを、今後生かしていきたいです。

1年・国語 おむすび ころりん(7月22日)

 夏休みに入りました。1年生の子供たちには、「元気に過ごす(健康)」「あさがおの世話をする(継続)」「好きなことに取り組み、パワーアップする(挑戦)」の3つを伝え、送り出しました。1日1日を大切にした、素敵な時間にしていただけたらと思います。

 さて、夏休み前の国語では、「おむすび ころりん」の学習を行いました。

『うたに あわせて おどりだす(おじいさん)』

『おれいに こづちを あげましょう(ねずみ)』

 子供たちの学びに対する姿勢は素晴らしく、範読後の感想では、話の内容を捉えたり、うたのリズム(七五調:文章全体が七音「八音」・五音「六音」で構成されている)に気付いたりすることができました。また、2年生のように劇をしたいことも話してくれました。「昨年度の学習発表会を参観して、この勉強を楽しみにしていた。」という発言からは、子供たちの学びに対するエネルギー、昔話「おむすび ころりん」がもつ教材の力、昨年度見事な発表をした2年生への憧れを感じました。前単元「おおきな かぶ」と同様、素晴らしい学びになりそうだなと思いました。

 子供たちは、「おじいさん」「ねずみ」「ナレーター」の配役を自分たちで選び、言葉にこだわりながら練習、発表しました。「やまの はたけを たがやす」「つつみを ひろげる」「まて まて まて」「おいしい おむすび ありがとう」「おいしい ごちそう さあ どうぞ」「ねずみの おどりを みて ください」ここに挙げた文は、ほんのわずかですが、一つ一つに自分たちが考えたオリジナルの演技をしました。2回目、3回目の発表をすると、動作が変化している子もいて、表現の豊かさを感じることができました。

 発表後に振り返りをすると、楽しかったことや面白かったことを話してくれました。今回は、さらに踏み込み、「なぜ、楽しく、面白かったのだろう。」と、考えてもらいました。すると、「やりたいことを、やったから。」「自分たちで(踊りを)考えたから。」「一生懸命やったから。」とのことでした。学びの本質をよく捉えていることにとても感動するとともに、「素晴らしい!さすが1年生!またやりましょうね!」ということを伝えて、学習を終えました。

 改めて、夏休みを迎えます。ぜひ、子供たちの興味・関心、日々踏み出す一歩一歩を応援していただけたらと思います。私も、子供たちに話すことができるように、日々の体力つくりと、夏休み以降の準備に取り組みたいと思います。(FN)

2年生 生活「ピザパーティー」(7月19日)

 生活科で育てたナスとピーマンを使って、ピザパーティーを開きました。餃子の皮を使ったピザです。小さく切ったナスやピーマンをピザソースで和え、餃子の皮にのせます。その上にチーズをのせて、オーブントースターで焼きました。焼いている間もみんなその様子を見て、「チーズが解けてきた。」「おいしそう。」などと言っていました。出来上がり、食べてみると、「おいしい!」と嬉しそうでした。自分たちで育てた野菜の味は格別だったと思います。(IS)

夏休みも「きあじ」を大切に(7月19日)

 今日の朝会では、始業式や入学式の日に伝えた「よくきく」「あいさつ」「じぶんから」の「きあじ」に関連させて、4月から7月までの学校生活を振り返っての話をしました。「きあじ」は、学校生活だけでなく、学校以外の場所で生活するときにも大切なことであると考えます。子供たちには、夏休み中もこのことを意識して生活してほしいという願いを伝えました。

 また、今年度も、子供たちによる振り返りや目標を述べるスピーチの時間を設けました。今回は、4年生2名によるスピーチでした。ひとりめはNature Campで考えながら行動していたこと、ふたりめはトカゲと接する中で考えたことなどを中心にスピーチしていました。2人とも堂々と伝えることができ、とても立派でした。

 最後に、7月をもって退任される用務員のKさんの退任式を行いました。代表で6年生のMさんが感謝の思いをしっかりと伝えていました。

 いよいよ夏休みになります。子供たちが有意義な夏休みを過ごして、一回り成長した姿で戻ってくることを期待しています。よい夏休みをお過ごしください。