2025年そうわ日記

4年生保健体育「思春期の体の変化」(6月20日)

いよいよネイチャーキャンプを間近に控え、子どもたちはその準備に勤しんでいます。

宿泊での学習でお家の方々から少し離れることになります。突然、自分の体の変化があった時不安にならないよう、先週から保健体育の学習が始まりました。


 まずは、体の成長を実感してもらおうと、新生児(体重(約3kg))を抱いてもらいました。

「なんか重たい」「そう?軽いって思ったよ」と感想はさまざま。

「この重さ2つ分以上が、お母さんのお腹にあったんだよ」というと、子どもたちは驚いた様子でした。


 次に、新生児の産着から、10歳までの服や靴、帽子を順々に手に取りました。

「こんなに小さいの?」「1歳くらいからは急に大きくならないんだね」と自分の服や靴と比べながら呟いていました。


 男女の違いについても学びました。生まれたての赤ちゃんの写真を見ても、「どっちが女の子?こっちの方が背景が青いから男かな…?」と子どもたちは迷っている様子。でも、だんだん成長してくると男女の違いが出てくることに気づきました。

 第二次性徴のことを話題にした学習では、「お父さんやおじいちゃんは毎日髭剃ってる!」、「女の人は体が柔らかい」(成人女性は丸みを帯びてくる、の子供たちの表現です)、「男の人はがっしりしてるかな」と色々な身の回りの大人からの気づきがありました。

「みんなも、もうすぐ『思春期』に入って、体がだんだん大人に近づくんだよ」と話すと、「えー?!」と驚きと不安の様子が少し見られました。

「不安や心配なときは、保健の先生や担任の先生、お家の人に言ってね。不安になることも、自然なことだよ」と伝えると、安心した様子でした。

 ふりかえりでは、「友達が不安がってたら、一緒に先生に相談に行ったり、励ましたりしてあげたい」という優しさがあらわれていたり、「ぼくもこんな小さかった頃があって、大きくなったんだな」と自分の成長を改めて実感したりしている様子が見られました。(YG)

3年音楽「リコーダー講習会」(6月20日)

 3年生を対象に講習会をしました。講師は大村楽器から来られた先生です。

 講師の先生からはリコーダーの持ち方や吹き方、タンギングなどを分かりやすく教えていただきました。「リコーダーをくわえないで、そっと息を吹くんだよ。」と、アドバイスをいただきました。講師の先生から出る音は、透き通るような音で、とてもきれいでした。

 授業の最後に、ソプラニーノやアルトリコーダーなど、様々な種類のリコーダーを見せていただきました。「小さい楽器は明るくて楽しい音、大きな楽器は低くてゆったりする音。」と、子供たちに語りかけながら、ドラえもんの歌やアラジンなどを演奏していただきました。子どもたちの目がキラキラしていました。(DI)

2年 Y先生と研究授業(6月19日)

 2年生は、18日(水)に校内研究授業をしました。道徳「げんきにそだて、ミニトマト」というお話で、2年生の子供たちと同じように、ミニトマトを育てている主人公の気持ちを考えました。話し合いをとおして、気持ちを込めて植物のお世話をすること、より大事に育てようとする気持ちを育てたいと考え、生活科の授業でご協力いただいているY先生に来ていただきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 お話を読んだ後の子供からの最初の疑問は、「ミニトマトの声が聞こえるのかな」でした。自分のこれまでの世話について思い出しながら、考えを伝え合いました。

「トマトの声は聞こえないよ」「でも、大きくなってほしいから、元気?って話しかけている」「いいよ!いいよ!」って言っている子もいました。「大きくなってほしい」「病気にならないかしんぱい」と思いながら観察をしてきた子供たち。真っ赤に育ったトマトの実には「水と土とえいよう。あと、気持ちがこもっている」「心をこめている」など、子供たちがこれまで一生懸命にお世話をしていることが伝わってきました。

 授業の最後には、Y先生に、どんな気もちで野菜を育てているのか教えていただきました。「みんなと同じだよ」「野菜が元気か心配しているよ。大きくなってほしい。」「みんなに喜んでもらいたいって思って育てているよ」と、Y先生の気持ちをたくさん知ることができました。このお話をとおして、主人公の女の子と自分自身の気持ちを確かめながら、Y先生の気持ちを新たに知ることができました。

 19日の登校後には、ある子が「みんなのミニトマトに水やりをしておくね!」と嬉しい報告がありました。これからもみんなで野菜の世話を楽しんでいきたいと思います。(AB)

 

Nature Campに向けて(6月19日)

 本日、4、5年生がNature Campのカレーづくりに備え、ガスコンロを使ってではありますが、ごはんを炊いたり、カレーのルーをつくったりしました。

 ごはんを研いで半透明な容器に入れ、ごはんの炊ける様子を興味津々で見たり、ジャガイモやニンジンをていねいに切って鍋に入れ、具が柔らかくなるのを今か今かと待ちながらルーをつくったりしていました。

 出来上がったカレーライスは満足できるもので、おかわりをした子もいたとのことでした。本番はガスコンロではなく薪の火でつくるので火加減が難しいことと思いますが、子供たちの満足できるものができることを願っています。

 

6年 ストーンサークル見学(6月19日)

 6年生は、社会科で歴史の学習を始めました。相和地区には、ストーンサークルという、縄文時代の遺跡が残っています。

 本日、そのストーンサークルの見学に行ってきました。相和小から歩いて数分の場所にその遺跡があります。

 

 ストーンサークルは、石が円形に並べてある場所でした。縄文時代に、住居や墓地があった場所だそうです。社会の教科書に載っている縄文時代の竪穴式住居の絵にも、同じような円形に並べてある石の絵があります。

「先生、教科書と同じだ!」

子供たちは、実際に目で見た遺跡と、教科書の資料との共通点に気づくことができました。

 歴史に興味津々の6年生でした。(SM)