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2024年度そうわ日記

中学生からのミニランドセル贈呈(3月4日)

 土日の暖かさから一変して寒い日となった3月3日(月)、湘光中学校2年生の2名の生徒が松田警察署などの関係者とともに本校を訪れました。そして、生徒たちがつくったミニランドセルの贈呈がありました。

 このミニランドセルは、一つ一つ丁寧に中学生が製作してくれたもので、すべて色を変えてくれていました。新1年生に、「入学したら、頑張ってね」という思いを込めているとのことでした。

 新年度に新1年生に渡すことになりますが、中学生の思いを受け取り、新1年生が小学校生活に慣れ、楽しい学校生活を送ることができるように職員一同力を尽くしていきたいと思います。

 

1年・1年生が受け取った相和っ子ミーティング8(3月3日)

 今年度最後相和っ子ミーティング、1年生が受け取った内容は、先週27日(木)に行われた「全校遊びプロジェクト」と、「あったか聞き方プロジェクト」でした。私としては、「児童会テーマの振り返り」について触れてほしいなぁと思うところですが、振り返りを発表することに向けて多くの意見が出たこと、また、発表したい人が5人もいて、みんなで伝えることができたので、今後、年度末にかけてさらに多くのことに視野が広がるよう、仕掛けていきたいと思います。

 8回のミーティングをとおして、私自身も振り返り、感じたことを伝えられるようにしてきました。1年生は、回数を重ねるにつれて、わかったことに併せて自分の感情を加えて話すことができるようになりました。今回のことで言いますと、「全校遊びプロジェクトの前半は、中遊びにしようかな?それとも、外にしようかな?」「僕は、ずっと外にする。」また、「もう少しで、6年生がいなくなる。」「悲しいよ。」「いっぱい遊ぼう。」などです。これは、1年生の成長もありますが、間違いなく6年生を中心とした提案者のみなさんのおかげです。提案に願いを込め、〇〇していきましょうというメッセージを発したからこそ、真っすぐ受け取った1年生はそのまま表出することができたと思っています。これは、翌日26日(水)に行われた「ピンクシャツデー」、27日(木)の「全校Eタイム」「全校遊びプロジェクト」でも同じです。一つ一つの活動に心から反応し、「素敵な折り紙をもらったよ。嬉しい。」「あ~、遊び、楽しかった。また、やりたい。」と、活動の度に聞こえてきます。素敵な成長の機会を、本当にありがたく思います。

(相和っ子ミーティングの司会・運営は、5年生に受け継がれました。)

 相和っ子ミーティングは一区切りですが、日々の生活が大切です。これからも、気になったことを素直に伝え合いながら、よりよい学校生活を過ごしていきたいと思います。(FN)

3,4年合同算数「倍の計算」(2月28日)

 2月25日(火)に、3,4年で同じ教室に集まり、算数の合同学習をしました。内容は3年「倍の計算」です。この内容は4年「小数の倍」、5年「割合」につながる大切な学習です。
 これまでの授業の型では、先生が問題を黒板に書き、それについてみんなが同じ問題を解くやり方をしていました。その方法に工夫を加えて、みんなで同じ問題を一緒に考える場面と子どもたちが自分で問題を選び、学び合う場面に分けて行いました。
 選ぶ場面では、青の問題(難しさ★)、緑の問題(難しさ★★)の2つの問題から自分がやってみたいものを選びました。学び合う場面では、4年生が3年生に考え方を説明するなど、子どもたち同士で学び合う姿が見られました。
子どもたちの振り返りでは、
「難しかったけど、わり算だと分かったときは、面白かった。みんなとやるのは楽しいです(Hさん)。」
「初めは40×5でやったけど、友達に図をかいて説明してもらいました。けっこう分かりました(Kさん)。」
「4年生と一緒に算数をやりました。友達と一緒にやるのは楽しいし、自分と違う考えがあってよかった。説明ができるようにしたいです(Mさん)。」
「ぼくは、初め緑の問題を選びました。何でかというと、簡単だとすぐに終わると思ったからです(Tさん)。」
「初めに書いた式が違っていたけど、途中で間違いに気付きました。今度は説明できるようにしたいです(Sさん)。」
「選択問題で、緑を選んだのは、勉強できると思ったからです(Hさん)。」
「簡単な青の問題からやりました。タブレットにヒントがあったからできました。4年生と一緒にやったら、習っていない問題でもできた(Yさん)。」 などがありました。
 これからも、子どもの主体性を大切にし、自ら学ぼうとする姿勢を育てたいと思います。(DI)

全校Eタイム(2月28日)

 昨日の朝、全校Eタイムを行いました。今回の担当は、1年生でした。

 まず、英語で9種類の動きの言い方を確認しました。

 その後、2人組以上になり、指定された3つの動きから一つの言葉を選び、ジェスチャーを交えながら同時に言い、同じものだったらビンゴという活動をしました。

 そして、最後は9種類の動きの言葉の中から一つの言葉を選んで、同じように活動しました。

 今回も、英語に親しむとともに異年齢集団での活動を楽しんでいました。

 

 

 

2年生図工「作品のまとめ」(2月27日)

今年度の学習はまとめの時期に入ってきました。

2年生の図工の学習に行くと作品バッグに絵を描いていました。

3時間目の学習でしたが、中休みの賑やかな雰囲気から一気に集中モードに切り替わり、もくもくと描いていました。

描きたい絵を探すためにタブレットを使って慣れた様子で検索する姿。1年間でこんなに成長したのだと感じさせられます。(YS)

 

 

 

「6年間の成長」(2月27日)

 同じポーズで撮られた2枚の写真があります。見てお気付きかと思いますが、2枚とも現6年生たちの写真です。1枚は1年生のとき、もう1枚は昨日撮った写真です。

 昨日、6年生教室では、ワックス掛けに向けた水拭き掃除を行いました。机や椅子などを協力して廊下に運び出し、6人全員で床を水拭きします。このとき、掃除をしているとは思えないくらいに笑いに溢れ、みんな生き生きとした表情で和気あいあいと掃除に取り組んでいました。この6人の仲の良さ、絆の強さを再認識したとともに、このように6人一緒に何かをするという機会も、残りが限られているということを実感し、少し寂しくも感じました。

 掃除も仕上げが終わり、片付けようというときに子供たちが、「1年生のときにやったポーズをみんなでやろう!」と提案しました。そして、撮れたものが上の写真です。この6年間で、心も体も、そして仲間との絆も、より大きく、より強く育ったことが見てとれました。

 卒業まで残り15日。卒業証書授与式では、この6年間で大きく成長した立派な姿を、6人は見せてくれることでしょう。(KN)

4年 ベルマーク整理体験(2月26日)

 4年生はこれまで福祉について学習し、毎月のボランティアの日には、昇降口に立ち回収作業に取り組んできました。

 学校や町で集めたベルマークは、どうなっていくのか。社会福祉協議会に依頼し、誰がどのような作業をしているのか学ぶ機会をいただきました。

 1時間の体験でしたが、子供たちの集中力と手際の良さに、ボランティアさんたちからたくさんお褒めの言葉をいただきました。そしてボランティアさんとの会話も楽しんでいました。

 

【インタビューをとおして分かったこと】

保健福祉センターで第2・第4水曜日に集まって作業をしている。

整理ボランティアさんは9名。全員女性。

1枚1枚手作業で分ける。会社ごとに分けて点数を計算する作業をして提出している。

最近始めた方もいる。だいたい80才以上の人が多かった。

身の回りにベルマークがついていないか見てほしい。

みんなと集まってお話するのも嬉しい。

自分の時間を人のために役に立ちたいと思ってやっている。

 

【振り返りより】

〇人の役に立つために、あの作業をしていて、とてもすごいと思った。

〇みんなのためにやる気持ちがとてもありがたい。

〇ここにくれば、仲間とお話もできて楽しいと言っていた。自分もみんなとやると楽しい作業だった。これが続けているきっかけなのかなと思った。

〇お給料もないのになぜやっているんだろうと思ったけれど、人のためにやっていてすごいと思った。

〇ベルマークの番号の文字が小さくて大変だった。

〇2時間半もやっていて、すごいと思った。子供たちのために時間をかけていて、とてもやさしいんだなと思った。

 

 相和小は昨年度ベルマークのお金で保健室の体重計と、トランシーバーを買わせていただきました。

 この体験をとおして、大井町の子供たちのために、たくさんの人が協力し合っていることを実感したのではないかと思います。感謝の気持ちを忘れずに、今後は自分自身ができるボランティアに何か取り組んでいけるとよいなと感じました。(AB)

 

昔遊びに挑戦!

 昨日、ボランティアのTさん、Fさん、地域学校協働活動推進員のKさんを講師にお迎えし、1年生が昔遊び体験を行いました。子供たちは、わらべうた、あやとり、こま回し、竹とんぼ、ぶんぶんごまなどに挑戦しました。子供によっては、初めて体験する遊びもあり、目を輝かせていました。

 最初はうまく回せなかったぶんぶんごまやこまも、繰り返し挑戦するうちに、コツをつかんで少しずつ回せるようになっていました。

 あやとりでは、二人組で取り組む技に挑戦し、上手にできると歓声を上げていました。

 竹とんぼは、多くの子が上手に飛ばし、終了時間が来るまで夢中になって取り組んでいました。

 昔遊びを通して、子どもたちは昔の文化に触れ、伝統的な遊びの楽しさを味わうことができました。また、ボランティアの方々と交流することで、思いやりの心や感謝の気持ちを育むことにもつながっていくのではないかと思います。

 

1、2年・体育 ボールけりゲーム(2月25日)

 2月の1・2年生の体育は、「ボールけりゲーム」です。行い方を知ること、攻めと守りの動きについて考えること、ゲームを楽しく行うことを大切にしています。小学生の頃サッカーが苦手だった私は、どうしたら上手になるのか、また、楽しく取り組むことができるか、日々考えたり、いろいろな先生からアドバイスをもらったりしながら取り組んでいます。

 授業の最初は、一人一人が「お散歩ドリブル」を行います。右足も左足も両方試すこと、どのくらいの強さ・弱さで蹴るとボールをコントロールできるのか、また、素早くボールを止めることも、子供たちに考えてもらっています。

 2月の前半は、ペアによるパス交換と、的当てゲームにチャレンジしました。短い距離から1mずつ伸ばしていくこと、コロコロ転がるパス・的当てから、ノーバウンドで直接行うこと、右足でも左足でも試すことを意識してもらいました。大切なことは、「数多く行うこと」と、「友達がいるからできる・できない経験をたくさん味わうこと」です。たくさんのチャレンジが、「どうしたら、うまくいくのだろう?」につながり、今では、20m先の友達にパスをしたり、的に当てたりする子もいます。

 2月の後半は、円の中にあるボールを30秒守り続ける、または、外に蹴り出すゲームと、ミニサッカーを実践しています。30秒チャレンジゲームでは、攻めと守りを交代しながら、毎回5人くらいの友達と対戦します。体を上手く使ってボールを保持したり、接触しないように足を出してボールを蹴り出したりすることが、回を重ねる毎に上手になりました。勝ったり負けたりした時の感情を何度も味わう中で、「〇〇さんと勝負したい!」と、挑む子もいます。ミニサッカーは、休み時間にも進んで遊んでいる子も多いということでチャレンジしています。ボールは2つで行い、相和っ子班3班で勝負します。ゴールに入ったら1点、ゴール横に設置した特別コーンの間を通ったら2点入ります。1ゴール入ると、得点したチームが入れ替わるテンポのよい展開です。試合をしていないチームは、1人1個ボールを持って、ゲーム中のボールがコートの外に出る度に、順番に自分のボールを入れるので、いつも集中していないといけません。勝っても負けてもボールキーパーでもずっと動いているので、授業が終わると体中がぽっかぽかです。

 はじめの頃は、「ちょっと、嫌だなぁ。」「あまり、やりたくないなぁ。」と、素直に話す子もいました。理由を聞いてみると、「ボールをうまく蹴ることができない。」「試合に負けそう。」とのことでした。私も、その気持ちがすごく分かります。サッカーやバスケットボールのように、1つのボールを巡ってせめぎ合い、攻守が激しく入れ替わる種目を上手に行うことができる人を心から尊敬します。ただ、子供たちには、時には、「できない」「負ける」経験や気持ちを味わってほしいと伝えています。また、「できた」「勝った」「的に当たった」「シュートが入った」経験もしてほしいとも話しています。そのために、たくさんのボールを使う、1人、ペア、相和っ子班と、学習形態を工夫する、短い時間で多くのゲームにチャレンジしています。行き着くところは、「やればできる」「やらないとそのまま」「自分も相手もいて、ありがとう」です。鉄棒や跳び箱、縄跳び遊びとは違い、なかまがいるからこそ、たくさんの事が起き、多くの気持ちを味わうことができます。

 今週は、「ボールけりゲーム」のまとめです。自分と向き合い、なかまと関わり、多くの学びを感じてもらおうと思います。ご家庭でも、お子さんとボールの取り合っこをしてみてはいかがでしょうか。(FN)